
先日じっちゃまこと広瀬隆雄さんのYouTubeliveを見ていたら、2022年の米国株のパフォーマンスはプラマイゼロという予想をしておられました。
これを聞いた私は正直マジかあと萎えてしまったのですが、まあ上がり続ける相場もないと思うので、仕方ないかなあと思いました。
ただこれはあくまでじっちゃま個人の予想ですので、いくらじっちゃまが博学で投資の経験値が高いといっても、じっちゃまが未来から来たのでなければどうなるかはわかりません。
ということでじっちゃま一人の予想を真に受けるのもよくないので、他の偉い方々はどんな予想をしているのか少し調べてみました。
ゴールドマン・サックスは強気
ゴールドマン・サックスは2022年末のS&P500のターゲットは5,150ポイントと予想しています。2021年12月9日現在のS&P500が大体4,700ポイントですので、大体9%程度の上昇を予測しています。
2021年同様、新高値更新が続くと予想しています。元々4,900ポイントをターゲットにしていたようで、前回予想よりの200ポイント上昇と予想を変更されています。
強気の理由として、実質金利は上向いているものの、マイナス圏にとどまる見通しをしているのと、企業利益は増加を理由に挙げていました。
参考記事⇒ゴールドマン、S&P500は22年末に5100と予想
モルガンスタンレーは下落を予想
モルガンスタンレーは2022年末のS&P500のターゲットは4,400ポイントと予想しています。2021年12月9日現在のS&P500が大体4,700ポイントですので、大体6%程度の下落を予測しています。
下落の理由としては、経済成長が上向き、インフレが落ち着いても金融支援の縮小や高いバリュエーションを考慮すると、2022年の米国資産投資はためらわれると予想。
米国よりも欧州と日本のほうがファンダメンタルズでは魅力的と見通しています。
参考記事⇒2022年は米国の株・債券を避け、欧州と日本の株に注目を
JPモルガンは強気
JPモルガンは2022年末のS&P500のターゲットは5,050ポイントと予想しています。2021年12月9日現在のS&P500が大体4,700ポイントですので、大体8%程度の上昇を予測しています。
新興市場株式は18%上昇と新興市場に対してかなり強気な予想をしています。
参考記事⇒世界経済は来年に完全回復、米長期金利は2.25%に=JPモルガン
クレディ・スイスは強気
クレディ・スイス(ジョナサン・ゴラブ氏)は2022年末のS&P500のターゲットは5,200ポイントと予想しています。2021年12月9日現在のS&P500が大体4,700ポイントですので、大体11%程度の上昇を予測しています。
元々5000ポイントだったのを200ポイント上昇修正したようです。
参考記事⇒来年の米S&P500種、ウォール街ストラテジスト見通しに大きな開き
ナティクシスは強気
ナティクシスは具体的な数値の記載はありませんでしたが、2022年の堅調に成長すると予想しており二桁成長を予想しています。
理由としては堅調な企業業績や、堅調な消費支出などを理由に挙げていました。
2022年の戦略して、テクニカルセクターとシクリカルセクターにバーベル型に投資することを挙げています。
2022年にも米国株式は2ケタ上昇する?ナティクシスの2022年の展望
岡元兵八郎さんは強気
岡元兵八郎さんの2022年末のS&P500のターゲットは5,150ポイントと予想しています。2021年12月9日現在のS&P500が大体4,700ポイントですので、大体10%程度の上昇を予測しています。
強気の理由としては、米国の機関投資家の現金保有率や米国企業の積極的な自社株買いなどを挙げていました。
参考記事⇒2022年の米国株相場展望、2022年末のS&P500のターゲットは?
まとめ
じっちゃまとモルガンスタンレーが弱気の予想をしていて、あとの方は10%前後の上昇を予想していました。全体的に見ると楽観的な予想でしたので、少し不安になりました。
意外と弱気な予想は少なかったですね。正直テーパリングや利上げの影響で弱気だらけかと思っていましたが、大方の予想は2022年も上を目指していくと見通している方が多いようです。
ちなみに私の予想は皆目見当もつきませんが、上がったらいいですね。(予想じゃなくて希望)
正解は1年経てば分かるので、答えはクイズ一年後に。皆さんも予想があれば、コメントでもしていただければありがたいです!